技術開発RESEARCH AND DEVELOPMENT
巻付グリップの特性
巻付グリップの特性
保持力
鋼より線との密着部には、研削材による滑止め加工が施されており、従来のワイヤークリップよりも優れた保持力を有します。
施工後は鋼より線と一体化する構造であり破損等の心配がありません。
また、鋼より線との接触面積が大きい為、長期間の使用において緩みが発生しません。
従って、定期的な監視や締め直し等のメンテナンスが不要です。
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施工後断面図
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施工後断面写真
※ 巻付グリップ:シンブル用38㎟ ,
鋼より線:亜鉛めっき鋼線38㎟
滑り量測定の比較測定
試験方法概略図
※亜鉛めっき鋼より線:JIS G3537,1種A級
試験結果
※ワイヤークリップ 締付トルク:2.64kN・㎝ , 間隔:100㎜
巻付グリップは、鋼より線の破断荷重でも滑らない掌握力を有した設計となっております。
そして、この掌握力は継続的な性能であり、施工後経年劣化によって低下する事はありません。